職場のハラスメント防止は会社の責任です。
個人間のトラブルのように考えてしまい会社としての対応が不十分な事例もありますが、
職場のハラスメントによって労働者の就業環境が害されることのないように会社や
組織として適切な措置を行うことが必要です(安全配慮義務)。
そして、代表取締役など、企業のトップが職場のハラスメントは許さないという方針を
明確に宣言することが、ハラスメント防止の第一歩になります。
宣言をすることによって、ハラスメント防止に対する従業員の意識が高まり、
会社に対する信頼感の向上にもつながります。
労働組合がある企業の場合は、労使共に社内のハラスメントを防止したいという意思を共有
して、労使宣言のような方法で社内へのメッセージを発信すると、
会社と労働組合がハラスメント防止について協力して取り組む考えであることが
明確に伝わると思います。
パワハラだけでなく、セクハラ・育児介護関連・その他あらゆるハラスメントは
許さないという方針を明確にして従業員に周知しましょう。
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