就職活動に関連し、オワハラやセクハラが発生するケースがあります。
就職・採用活動全般について、
正式な内定前に他社への就職活動の終了を迫ったり、
誓約書等を要求したりすることや、内(々)定期間中に行われた
業務性が強い研修について、内(々)定辞退後に研修費用の返還を求めたり、
事前にその誓約書を要求したりすることなど、
採用選考における学生の職業選択の自由を妨げる行為について、
他社への就活をオワリにするよう圧力をかける”オワハラ”等と呼ばれます。
また、就職をしたいという学生の弱みに付け込んだ、
学生に対するセクシュアルハラスメントも発生しています。
このようなハラスメントは、学生の職業選択の事由を奪ってしまう上、
結果的に企業の信頼を損ない、有望な人材の確保もできない状況を招きます。
企業においては、従業員に対して就活ハラスメント禁止を徹底するとともに、
学生からの苦情・相談を迅速、適切に処理するための体制の整備及び
改善向上に努めることが求められます。
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