パワハラにならない部下指導3
部下をほめる事は大切ですが、ときには叱ることも大切です。
昔、経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんの部下指導は非常に厳しかったそうです。
部下が経営理念に従って行動しなかった時や熱意がない時などは、本気で叱ります。
叱責がパワハラに該当するかは、目的と手段が業務上で相当な範囲を超えているか、
という点で判断します。
松下さんの場合、目的は部下の育成ですからイジメ・嫌がらせではないと考えられます。
しかし、指導の手段としては厳し過ぎる事もあったかもしれません。
それでも部下がついてきたのは、
日ごろから部下をほめたり期待の言葉をかけていたからだそうです。
ほめる、期待する、信頼する、といった一連の指導育成を行った上で、
どうしても必要な場合に限って叱るのであればパワハラに該当しにくいと思います。
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