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パワハラを受けた場合の心身への影響

◆パワハラを受けた場合の心身への影響


 職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書


 (H28年度厚生労働省委託事業)によると、


 勤務先でパワーハラスメントを受けた経験がある人に心身への影響を尋ねたところ、


 以下のような回答(複数回答)がありました。

 (勤務先がパワハラ防止対策に積極的に取り組んでいるとした方

631名の上位3位迄の回答)


 1.怒りや不満、不安などを感じた   約7割

 2.仕事に対する意欲が減退した    約6割

 3.職場でのコミュニケーションが減った約3割




 職場で怒りや不満・不安を感じることは、


 仕事に対する意欲や職場の人間関係にマイナスの影響があります。


 しかし、マイナス要素に対する防御的な施策というよりも、


 従業員の意欲や能力を高め、企業の生産性を向上する等の前向きな施策の一つとして、


 職場のハラスメント対策に取り組んでいく考え方が大切です。


 ハラスメント対策に関する啓発活動とも連携し、


 職場のコミュニケーションを改善・向上したり、


 上司が部下の指導を適切に行うような


 仕組みと運用を実施していくことが求められます。


 企業理念や目指す姿、価値、ミッションに合わせ、


 従業員の人材像や評価の基準等を改めて考えてみる機会も必要です。


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