◆ハラスメント相談の受け方
相談内容を聞く場合は、どのような出来事があったのか
という事実関係をできるだけ正確に確認することが必要です。

また、ハラスメントに該当するのかという判断には、
被害者がどう感じたかという要素も影響します。
被害者の感情面についても話を聞いて把握します。
話を聞く場合、相談者の話を丁寧に素直に聞き、
話の切りの良いタイミングでうなずいたり
相槌を打ったりすると話やすい雰囲気になり効果的です。
相談者の話が一段落したら、話の内容を要約して確認する等も良いと思います。
相談員が、推測や自身の過去の経験から感じたこと等を
発言することはできるだけ控えます。
相談者の話したい内容と相談員の考えが一致するとは限りません。
方向性の違う意見を言うと相談者が話にくくなってしまいます。
相談内容はできるだけ記録を残します。
この場合、記録は相談者の了承なく他の人には見せない等の説明をし、
相談者の了承を得て記録するようにしましょう。
Comments