ハラスメント対策協会事務局

ハラスメント行為者の背景や根本原因

特定の人が、

本人の性質や考え方によってハラスメント行為を行うケース

があります。

例えば、些細な事で激高する性格の上司が部下に対してパワハラをする

とか、

異性に対して興味や関心の強い人がセクハラに

相当する言動をする場合等があります。

ハラスメントの原因が個人的な要素である場合、

問題解決のために、その人に対する改善指導を行います。

このようなケースで注意が必要なのは、

指摘や指導をしても本人が自覚できない場合や、

一旦は反省した後も同様のことを繰り返す場合です。

個人の性格は簡単には変わりませんし、

他人に迷惑をかけている事が自覚できない人もいます。

指導しても改善しない人の場合は、例えば部下や同僚と係わらなくても

仕事に影響がない専門業務を任せる等、

人事異動等も検討が必要になります。

なぜ、この人はハラスメント行為を行ってしまうのか、

という背景や根本的な原因を考察し、

背景や原因に合った対策を講じましょう。

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