ハラスメントのうわさへの対応

◆ハラスメントのうわさへの対応

　一般的に、上司や人事担当者の目の前でハラスメント行為を行う従業員は

　いません。職場でハラスメントが発生していても、

　経営者・管理職や総務・人事担当者が把握していないケースは多いと思います。

　しかし、そのような組織でも、ハラスメントを行っている人のうわさが流れる

　ことがあります。

　うわさ話を耳にした場合、管理職や人事担当者は、

　事情を知っていそうな人から情報を集めることが必要です。

　放置しておくとハラスメントの被害者が生まれてしまい、周囲の人も含めて、

　働く環境が悪化します。

　情報収集により事実を確認し、

　事実が確認された場合は、速やかに被害者を救い、

　行為者にハラスメントを止めさせる等の措置をとることが必要です。

　ハラスメントが発生しているのに放置してしまうと、

　職場の安全配慮義務違反として企業の責任を問われる事もあります。

　ハラスメントの被害者は上司や人事部などに相談することが難しい場合があるため、

　うわさ話レベルであっても放置せずに対応しましょう。